自己の不在からの目醒め
私は、この世界にどんな群衆も望んでいない。宗教の名のもとに集まろうが、国家の名のもとに集まろうが、民族の名のもとに集まろうが、そんなことは関係ない。こうした群衆は醜い。群衆は、世界中で最悪の犯罪を犯してきた。なぜな...
私は、この世界にどんな群衆も望んでいない。宗教の名のもとに集まろうが、国家の名のもとに集まろうが、民族の名のもとに集まろうが、そんなことは関係ない。こうした群衆は醜い。群衆は、世界中で最悪の犯罪を犯してきた。なぜな...
人が感覚器官の対象物を思う時、それらに対する執着 (sangha) が生ずる。この執着から情欲 (kama) が生じ、情欲から怒り (クロダ) が生ずる。 怒りから迷妄が生じ、迷妄から記憶の混乱が生ずる。記憶の...
日本には「袖振り合うも多生の縁、善因善果、悪因悪果、因果応報」など、カルマと生まれ変わりの法則を意味する言葉が少なからず存在する。しかしながら、それらの言葉の背景にある輪廻転生を真実のものとして受け入れている人はご...
ルドルフ・シュタイナーはギーターやサーンキヤ哲学、ヨーガとの出会いを「運命的な」ものとして受けとめるように、と呼びかける。「バガヴァッド・ギーター」や「パウロの書簡」から、運命的なものが私たちに立ち向かってくる。 し...