絶対的自由への道
人は自分自身の光りとなるべきだ。この光りが、法である。他に法などない。他の法と言われるものはすべて、思考によってつくられたものだ。だから分裂的で、撞着(どうちゃく)を免れない。自己にとって光りであるとは、他人の光り...
人は自分自身の光りとなるべきだ。この光りが、法である。他に法などない。他の法と言われるものはすべて、思考によってつくられたものだ。だから分裂的で、撞着(どうちゃく)を免れない。自己にとって光りであるとは、他人の光り...
ジッドゥー・クリシュナムルティは、1895年、南インドのマドラス(現在はチェンナイ)近辺の小さな丘の町に生まれました。ジッドゥー家はバラモン階級で、曾祖父も祖父も有名な学者でした。8番目の子供として生まれた彼は、ヒ...
人間と無限者ないし神との関係に多方面から探りを入れた一書『宇宙の肚』の中で、著者アーサー・W・オスボーンは、クリシュナムルティのプレゼンス=「禅×ソクラテス」であると説き、「禅的な側面は、非二元的な真実在をめざすと...
私は、この世界にどんな群衆も望んでいない。宗教の名のもとに集まろうが、国家の名のもとに集まろうが、民族の名のもとに集まろうが、そんなことは関係ない。こうした群衆は醜い。群衆は、世界中で最悪の犯罪を犯してきた。なぜな...
いかなる状況にあっても決意を保つこと、それがサニヤシンにとっての安全、彼のただ一枚の衣服になる。人生には困難が付きまとう──それはますます大きなものになり、世間的な人は自分を守ろうとあらゆる手を尽くす。彼は金庫を、...