ナチュラル・ハイジーン

 

 

ナチュラル・ハイジーンとは

 ナチュラル・ハイジーンとは、自分自身はもちろんのこと、家族や友人、地域社会の人々、さらには地球上に生息するすべての生き物、そしてこの地球そのものの生命を尊び、その永続的健康と平和を可能にする、一つのライフスタイル(生き方)です。

 ナチュラル・ハイジーンは、宗教ではありません。あらゆる信仰や信条を持つ人々に広く共感を与えるものであり、「人間の最善の健康を守るための原則」を理解するための一学問であり、それを実践していこうとする「一つの生き方」です。

 ナチュラル・ハイジーンの食事法は Whole Foods Plant Based Diet (A diet of unrefined, unprocessed plant foods) /ホールフーズ・プラントベーズド・ダイエット(植物性食品を未精製未加工で食べる食事法)ですが、ナチュラル・ハイジーンは食事法だけではありません。

 

 

Hygiene/ハイジーンの語源

ギリシャ語のHygiea(ギリシャ神話の健康の神様)から

アスクレーピオス(アポロの子/医術の神)の名より
二人の娘:ハイジーア(健康の女神)、パナシー(長寿の女神)

古代〜中世

「健康、活力、強さ、スタミナ、前向きな力」を表現する言葉として、「ハイジーン」は用いられてきた。

近代医学

「清潔、衛生、抗菌剤、トイレ、洗面所のうがい薬、歯や口の中の衛生」などを指すのに「ハイジーン」という言葉を用いるようになる。

今日のNatural Hygiene

19世紀から20世紀初頭の「ハイジーン」の医師たちが打ち立ててきた病人のケアと健康維持の方法を集大成したハーバート・シェルトン博士が、一般的に用いられるようになった「清潔、衛生」などを指す「Hygiene」と区別するために、この生き方の理論、考え方、ライフスタイルなどのことを「Natural Hygiene」と命名。

 

歴史をつくった人々

・アイザック・ジェニングス(1788-1874. 医学博士)
・シルヴェスター・グラハム(1794-1851. 牧会学博士, プレスビテリアン派の神父)
・ラッセル・T・トゥロール(1812-1877. 医学博士)
・トマス・ロウ・ニコル(1825-1901. 医学博士)
・メアリー・ゴーヴ(1810-1884. 女性解放運動活動家)
・ハリエット・オースチン(1826-1891. 医学博士)
・メームス・C・ジャクソン(1811-1895. 医学博士)
・メアリー・ウォーカー(1932-1919. 医学博士)
・スザンナ・W・ドッズ(1830-1911. 医学博士)
・ロバート・ウォルター(1841-1921. 医学博士)
・チャールズ・E・ページ(1840-1925. 医学博士)
・フェリックス・オズワルド(1845-1906. 医学博士)
・ジョン・H・ティルデン(1851-1940. 医学博士)
・ハーバート・M・シェルトン(1895-1985. 自然療法医学博士)
・T・C・フライ(1926-1996. 自然健康・治癒学博士)

 ナチュラル・ハイジーン(自然健康法)は、医学の父・ヒポクラテス(紀元前460年頃 – 紀元前370年頃/古代ギリシアの医者)や、サモスの賢人・ピタゴラス(紀元前582年 – 紀元前496年/古代ギリシアの数学者・哲学者)などの考えを背景にした健康哲学です。

 ナチュラル・ハイジーンは一時の流行ではなく、古からの経験をもとに先人たちが導き出した人間がよりよく生きるための健康習慣であり、19世紀にアメリカの医師たちによって体系化されて今日に至り、莫大な量の科学的根拠が圧倒的なスピードで証明され続けています。

 

定義

  1. 健康に関する科学。「Health Science/ヘルス・サイエンス」「Life Science/ライフ・サイエンス」とも呼ばれる。
  2. 健康を維持し、病気を予防するための原則の理論。
  3. 健康にとって必要な要素や、健康を最善の状態に保つための手段について研究する生物学の一分野。
  4. 健康的な生物学的前提から引き出された論理的学説。
  5. 「生命の法則」(「自然の法則」の一つ)に従った一つの生き方(A way of life)。
  6. 最も科学的な原則に基づく世界で唯一のヘルスケアのアプローチ。
  7. 健康なときは、それを最高の状態に維持するための、そしてまた、健康を損なったときは、これを取り戻すための手段を示すヘルスケア・システム。
  8. エネルギーに満ちあふれた「最もハイクオリティーの健康と幸福」を与えてくれる自然と調和した一つの生き方。
  9. 体を正しく扱うためのオペレーション・マニュアル。
  10. 個人の健康、地域社会の健康と幸福、そして地球環境の改善を可能にするライフスタイル。
  11. 疫学史上最も貴重な研究とされる『The China Study』をはじめ、生理科学・栄養科学の分野で過去何十年にもわたって行われてきた膨大な量の研究により、その教えの正しさが確証されている一つのライフスタイル。
  12. 生態系・環境・経済・政治・教育・人間の生活習慣の重要な一部分。
  13. 健康と病気に関する「パラダイム転換」の重要性を教える教育プログラム。

 

ハイジニストによる定義

  • ナチュラル・ハイジーンは健康にとって必要な条件を具体的に示す、生物学の一分野で、健康なときは、それを最もすばらしい状態に保つための手段であり、また、健康を損なったときには、回復するための手段である。健康維持のため、またその回復のために、「自然の法則」を当てはめて行う、科学的なアプローチだ。
    ──ハーバート・M・シェルトン(自然療法医学博士。米国ナチュラル・ハイジーン協会初代会長)
  • 自然と調和しており、「生命の法則」と一致し、科学的に正しく、哲学的にも道徳的にも適切で、常識とも一致しており、これを実践するとすばらしい健康状態を手にすることができる、人類に与えられた「神からの恵み」である。
    ──ラッセル・T・トゥロール(医学博士)
  • ナチュラル・ハイジーンは、今日世界の人々が必要としている、健康に関する新しいコンセプトである。健康と病気に関して何百年もの間受け入れさせられてきた考え方・言葉・行いとは異なった教えだ。人間を喜びと幸せで満たすため、肉体的・精神的・情緒的・霊的な完全性を体に与えてくれるものである。
    ──ケキ・シドワ(自然療法医学博士、カイロプラクティック博士。英国ナチュラル・ハイジーン協会会長)
  • ナチュラル・ハイジーンとは、人々が構造学的にも生物学的にも何千年も前の状態を取り戻す努力を絶え間なく続けることの必要性を教える「教育プログラム」である。
    ──クリストファー・ジアン・クーシオ(カイルプラクティック博士。米国ナチュラル・ハイジーン協会第2代会長)
  • ナチュラル・ハイジーンは時々誤ってダイエット・プログラムとみなされることがあるが、実はそれ以上の価値あるものである。肉体的に恩恵を受けるばかりか、精神的な面や道徳的な面、そしてまた、スピリチュアルな面まで改善できるライフスタイルだ。なぜなら長年体内に溜め込まれていた有害物質が取り除かれると、心や精神(スピリット)の微妙な力も、以前よりずっと効率よく機能できるようになるからである。
    ──ジェラルド・ベネッシュ(カイロプラクティック博士。米国ナチュラル・ハイジーン協会第4代会長)
  • ナチュラル・ハイジーンは、自然な生き方、病気の際の快復法、体のヒーリングパワー(治癒力)を発揮させて回復させる方法、健康を持続する方法について教えてくれる「プログラム」である。
    ──スタンリー・プロロック(米国ナチュラル・ハイジーン協会第11代会長)
  • ナチュラル・ハイジーンは、自分自身の命だけでなく、ほかの人の命にも取り組まずにはいられない、ということに気づかせてくれる「ライフスタイル」である。それは、私たちの誰もが人類と関わっているため、すべての人の命は私たち自身の命の一部だからである。
    ──アーヴィン・ダヴィンソン(米国ナチュラル・ハイジーン協会第13代会長)
  • ナチュラル・ハイジーンとは、体に必要なものを与えるために役立つ知識を与えてくれる「ヘルスケアの理論」である。
    ──ハンナ・アレン(米国ナチュラル・ハイジーン協会第18代会長)

 

7つの基本原則(本質)

【第1原則】健康であることはノーマルな状態のことである
【第2原則】健康と病気は一つの連続した状態である
【第3原則】健康とは「健康的な生活」の結果である
【第4原則】ヒーリング(治癒)は生物学的なプロセスである
【第5原則】病気の原因は取り除かなければならない
【第6原則】体は一つのユニットとして機能している
【第7原則】感情的要素は健康に影響を及ぼす

※本能と経験に基づく、古から伝えられてきたもの。
※今日の生理学と生物学の基礎となっているもの。

 

【第1原則】健康であることはノーマルな状態のことである

 多くの場合、自然に調和して生きている人ほど健康になることは簡単です。私たちの身体は自然発生し、自己調節し、自己修復している。私たちはお母さんの子宮の中で2つの細胞の小さな結合として人生を始め、こどもに成長し、のちに大人になりました。その間、夜も昼も、冬も夏も、病気の時も健康な時も殆ど助けを借りずに、ずっと私たちの身体は仕事を続けてきました。身体の成長、修復、そして維持する能力は驚くべき知性の現れです。身体が出すサインを読み、その警告に留意するようにしなさい。

【第2原則】健康と病気は一つの連続した状態である

 病気のときも健康なときも同じ生理的法則が生活を支配しています。病気の人が健康を回復するには、健康な人が健康を維持するのに用いているのと同じ習慣を、必要であれば修正を加えて用いるようにすることです。

【第3原則】健康とは「健康的な生活」の結果である

 ヘルスケアはほとんどの部分がセルフケアです。健康になるためには、毎日健康に生きる必要があります。すなわち自尊心と人生に対する前向きな態度を発展させ、新鮮で自然の食事、定期的な運動、休息と睡眠を十分に取ること、新鮮な空気と日光をたっぷり浴びること、ストレスの扱い方を学ぶこと、生活に悪影響を及ぼすすべてを避けることです。
 人々は基本的な栄養の不足か栄養の過剰により病気になります。工業国家では多くの病気が栄養、特に脂肪と蛋白質の過剰から引き起こされます。
 死亡と衰弱をもたらす多くの原因には冠状動脈疾患、脳卒中、糖尿病、肺気腫、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、腎臓病、骨粗鬆症、自己免疫疾患が含まれ、これらは一般にカロリーの過剰摂取と特に動物性脂肪と蛋白質の消費と関連しています。過剰栄養によるこれらの状態は通常の医学治療には、良い反応を示しません。これらは根本的に食事を変えることが必要です。
 肉、魚、鳥肉、乳製品(すべての動物性食品)、油と過剰な塩と砂糖の使用を止めて(SOS Free)、新鮮な果物と野菜、穀物の全粒と豆類を食べることです。特に睡眠と運動、食物繊維を十分とることで不足を補うこともまた非常に重要です。

【第4原則】ヒーリング(治癒)は生物学的なプロセスである

 異常な状態を除けば、治癒は身体が自らのために行う活動の結果です。時には内科的または外科的治療が必要な時もあります。しかし、回復はすべて生物学的プロセスによります。 

【第5原則】病気の原因は取り除かなければならない

 ナチュラル・ハイジーンは、発熱、炎症、下痢、嘔吐と粘液という病気の症状と、症状の原因に大きな違いのあることを認識しています。症状の原因となるものには、わがまま放題の食事、あるいは誤った食事選択、働き過ぎ、激しい疲労とストレスをコントロールできないことなどが含まれています。
 身体は自己治癒します。急性疾患の際の症状は十分な治癒が生じるために必要なプロセスです。これらの症状を抑制することは、報われないだけでなく悪い結果をもたらします。
 健康は症状がないこと以上のものです。実際、健康は症状がないことだと信じることは危険です。基礎となる原因を除去することなしに症状を抑制すると、恐ろしい危険を冒すことになります。当面の問題は解決されるものの、破壊的な行動ともたらされる結果の間の関連を考慮しなかったことによる犠牲は法外なものになります。
 人間の身体は崩壊に至るまでに極めて多量の悪習を埋め合わすことができるので、この関連はなかなか認めることが困難です。健康を回復するには、病気の原因を除去しなければなりません。それらの原因に対応する時間を身体に与え、症状を抑制するというよくある間違いを避けなければなりません。

【第6原則】体は一つのユニットとして機能している

 ほとんどの場合、部分的な健康や部分的な病気はありえません。身体は一つの統一体です。すべての部分がそれぞれ機能を持っています。一つの部分が悪くなり始めると、それはその人のすべてに影響します。

【第7原則】感情的要素は健康に影響を及ぼす

 悩み、恐れ、疑い、嫉妬、嫌悪と他の破壊的感情により、計り知れないダメージがもたらされます。

 

 

永遠の健康とスリムな体を約束する
究極の健康哲学

健康の7大要素

 ナチュラル・ハイジーンの原則は、「健康のために必要な条件を体に与え、体を傷つけるようなものを体に与えないことによって、体の内外環境を清潔に保つ」ことであり、この必要な条件とは、以下、生き物にとって生きていくための基本的な要素のことです。

  1. 新鮮な空気
  2. 純粋な水
  3. 体にとって生物機能構造上ふさわしい食事
  4. 休養と睡眠
  5. 運動
  6. 日光に当たること
  7. ストレスマネージメント

 + ウォーター・オンリー・ファスティング

 

ウォーター・オンリー・ファスティング

ファスティングとは── Do Nothing(何もしないこと)
・消化器官の生理的休養。
・消化器官の活動を中止し、体の多くのエネルギーを体内クレンジングと組織の修復に向けるチャンスを体に与える。
※「ファスティング・プログラム」により、多くの方々が大病を克服されており、莫大な量のエビデンスがあります。このテーマだけで一冊の本が書けるほどです。

 

 

病気知らずの食生活3つの原則

  1. 何を食べるか
    命の水を豊富に含む食べ物を食べること
  2. いつ食べるのか
    食べるにふさわしい時間帯に食べること
    摂取と消化、吸収と利用、排泄の時間帯
  3. どのように食べるのか
    正しい組み合わせの原則に従って食べること

 

 

 

病気の7段階(病気進行のプロセス)

病気は次の7つの段階を経て進行していく

  1. 神経エネルギーの消耗(細胞の衰弱)
  2. 毒血症
  3. 刺激
  4. 炎症(鼻炎、肺炎など)
  5. 潰瘍(胃潰瘍など)
  6. 硬化(肝硬変、心臓病、脳卒中などの発症)
  7. 慢性で、もとに戻れないほどの衰退(腎不全、ガンなどの発症)

 

動物性食品の摂取が地球環境にもたらす弊害

  1. 温暖化ガス(大気汚染)
  2. 非経済的な農業(食糧の浪費)
  3. 森林伐採と地球の砂漠化
  4. 水の浪費と地下水の枯渇
  5. 河川・湖沼・海洋の水質汚染(生命体絶滅の危機)
  6. 家畜の工場飼育(環境汚染、人工的な家畜飼料、動物虐待)
  7. 世界各地の飢餓

 

ナチュラル・ハイジーンの恩恵

・長生きできる。
・見た目も雰囲気も若くなる。
・エネルギーレベルがもっと高くなる。
・痩せることができる。
・血中コレステロール値を下げることができる。
・心臓病を予防し、回復させることもできる。
・前立腺ガン、乳ガンほかのガンのリスクを減らすことができる。
・晩年に視力を失わないようにすることができる。
・糖尿病を予防し、治すことができる。
・多くの場合、手術を避けることができる。
・薬剤の必要性を大幅に減らすことができる。
・骨を強く保つことができる。
・インポテンツを避けることができる。
・脳卒中を避けることができる。
・腎臓結石を避けることができる。
・あなたの赤ちゃんがⅠ型糖尿病にならないようにすることができる。
・便秘を軽減することができる。
・血圧を下げることができる。
・アルツハイマー病を避けることができる。
・関節炎を克服することができる。
・そのほか多数。

──T. Colin Campbell『The China Study』より

 

科学的根拠①

<750余りの世界の一流文献が証明していること> ※現在文献は遥かに増えています。

・糖尿病患者は食習慣を変えれば、薬をやめることができる。
・心臓病は食習慣だけで回復させることができる。
・乳ガンは私たちが食べるものによって決まる血中女性ホルモンのレベルと関係している。
・乳製品の摂取は、前立腺ガンのリスクを高める。
・果物や野菜に含まれる抗酸化物質は、高齢者の知的能力の高さと関係している。
・腎臓結石は、ヘルシーな食習慣で予防できる。
・子どもに生じる最も破壊的な病気の一つであるⅠ型糖尿病は、文句なしに子どもへの授乳習慣と関連している。

──T. Colin Campbell『The China Study』より

 

現代医学との相違

現代医学:対症療法

・「原因と結果の法則」には基づかない
・結果(症状)にのみ着目
・薬や手術による治療が主流(科学的、局所的)

ナチュラル・ハイジーン

・「原因と結果の法則」を重視
・根本原因に着目(統合的、全人的)
・薬や手術を用いない(怪我や特殊な状況の場合は別)

 

 

 

科学的根拠② <心臓病>

90%塞いでいた動脈が、食事を変えるだけで再生!

コールドウェル・B・エセルスティン・ジュニア医学博士
Caldwell B. Esselstyn, Jr., M.D.

研究を評価するために必要な3つの測定結果

  1. 研究期間中のコレステロール値の分析
  2. 治療の前、治療期間中、治療後の血管造影図の分析
  3. 研究の臨床結果の分析

被験者:18名

全員が重症の進行性の冠状動脈症心疾患に罹っていた。
研究前の8年間に、全員が最先端の心臓病治療を受けていた。
統合すると、彼らは下記を含む49の心血管系トラブルを経験していた。

  • 15例の激しさが増大した狭心症
  • 19例の測定可能な病気の進行
  • 7例のバイパス手術(このほかに、グループ中の二人は、この研究が始まる8年以上前にバイパス手術を受けていた)
  • 4例の心臓発作
  • 3例の脳卒中
  • 2例の血管形成術による処置
  • 2例のストレステスト*の悪化

*運動負荷試験:自転車のペダルこぎ、トレッドミルなどの運動による心臓の血流状況や負担、不整脈の有無や変化、運動能力などを調べるもの。

 

経緯Ⅰ. コレステロール

 研究開始から5年間、血中コレステロールを月に2回以上測定した。次の5年間は月に1度、それ以降は3ヶ月ごとに測定した。
 研究開始時の平均コレステロール値は246mg/dl。これは、すべての専門家らが高すぎると考えるレベルである。
 「栄養摂取プログラム」を忠実に守り、コレステロール低下薬をとることによって、彼らはコレステロール値をほぼ半分に下げ、グループの平均値を137mg/dlにまで減らせた。これはスタチンを大量に使用した最近の研究を除けば、医学文献の研究で最も著しいコレステロール値の低下である。

 研究開始から12年後、参加者すべての平均総コレステロール値が、この研究で目指す目標値の150mg/dl以下になった。
 彼らのLDL(悪玉)コレステロール値の平均は82mg/dlで、この種の研究でこれまで報告された中では最も低かった。
 彼らのHDL(善玉)コレステロール値は、平均36.3mg/dlだった。これは一般的に正常として認められる数値よりは低いが、有益な効果を維持するのに十分だった。
 実のところ、総コレステロール値が安全な範囲である150mg/dl以下にある限り、HDL値が「正常」より低くても心配ないことを、博士の研究が明確に示している。博士の研究と同様の結果は、ほかの研究者らによっても述べられている。

 

 

経緯Ⅱ. 血管造影図

 冠動脈造影図は冠動脈の特殊なレントゲン写真である。この造影図を撮影するには、まず柔軟性のあるカテーテルを腕または脚の付け根から挿入し、心臓へ向かって進める。心臓の主要ポンプである左心室の入り口から、カテーテルをそれぞれの冠動脈の中へ交互に挿入する。
 フィルム(シネ血管造影画像)が動脈とその主な枝の正確な画像を捉えている間、カテーテルを通して染液を各々の冠動脈へ注入する。
 これらの血管造影画像を長期間にわたって多数撮影し、画像を比較すれば、動脈の病んだ部分がどうなっていたかがわかる。
 「前と同じか」「前より悪くなっているか」(さらなる閉塞物があるために狭くなっているか)、あるいは「改善されているか」(前より広がっており、より多くの酸素や栄養が心筋に届くようになっているか)、といったことを調べるのである。
 このフィルムの分析は正解、かつ客観的なものでなければならない。博士の研究では、血管造影画像を3回撮影した。
 さらに先入観を避けるため、血管造影画像の分析を行う技術者には、彼らが分析しているフィルムが、患者たちがこの研究に加わる以前に初めて撮影されたベースライン(基準)フィルムなのか、あるいは、研究の完了時に撮影されたフォローアップ検査のときのフィルムなのかがわからないようにした。

 研究開始から5年目の年、18人の患者のうち7人の参加者は、フォローアップ検査の血管造影画像の撮影ができなくなった。そのため、ここで博士が報告している結果は、5年後にフォローアップ検査の血管造影画像の撮影を行った11人の参加者のものである。
 誰もが心臓病の進行が止まり、それどころか、このうちの8人の患者たちは、その進行を部分的に逆転させていた。なかには、写真(口絵11-13参照)でわかるように、目を見張るほど回復した患者もいた。

  • 口絵11は、67歳の小児科医の左冠動脈前下行枝の病気が5年間で10%回復したことを示している。
  • 口絵12は、58歳の工員の冠動脈回旋枝が20%改善したことを示している。
  • 口絵13は、55歳の警備員の右側の冠動脈が30%改善したことを示している。
  • そしてよく見てほしいのが、口絵1。32ヶ月後のジョー・クロウ博士の病気が完全に回復したことを示している血管造影図である。

 この研究の参加者たちにとって、病気が回復したことを示す血管造影図を見るのは、この上なく大きな喜びだった。家族が集まり、シャンパンで祝いあった。そして博士にとってもまた、心から嬉しく思うときだった。
 この血管造影図が、博士の研究の仮説と根拠が論争の余地もなく確かなものだと証明している。「心臓病は止めたり回復させたりすることができる」という、確かな科学的根拠を手にしたのだ。そして回復が可能なら、予防もまた可能なのである。

 

経緯Ⅲ. 臨床結果

 臨床結果について述べる前に、この研究中に生じた一人の死についてお伝えしておかなければならない。その患者は重症の冠動脈疾患があった60代の男性だった。血管形成術の施術中にひどい心臓発作を起こし、施術が失敗した2習慣後、この研究への参加が認められた人である。
 彼の不安定な状態は長く続き、7か月後にバイパス手術を受けた。左心室はひどくダメージを受け損傷していたため、正常能力の20%以下しか血液を送り出せない状態だった。
 このような患者の生存の見通しは非常に暗い。それにもかかわらず、彼は生きていたのである。博士の「栄養摂取プログラム」をほぼ5年間続けたあと、プログラム開始前の血管造影図で動脈が狭くなっている4個所を、フォローアップ検査の血管造影図と比較したところ、2個所は変わらず、ほかの2個所は改善されていた。
 10か月後、彼は心不整脈で亡くなった。病理解剖の結果は、新たな閉塞や心臓発作はないことを示していた。冠動脈への血液供給が改善され、狭心症も少なくなっていたにもかかわらず、損傷がひどかった彼の心臓は、不整脈による異常な電気刺激のために、停止してしまったのである。

 研究グループの残りの患者たちは、全員が改善された。これらの患者たちのうちの9人は、狭心症(不十分な血液供給により引き起こされる心筋の痛み)があってこの研究に参加した人たちだった。このうちの2人はこれが完全になくなり、亡くなった患者を含む残りの7人も、かなり改善していた。運動能力も改善され、性活動も増進した。一人の患者は、長く悩まされていたED(インポテンツ)がこの研究に参加しているうちに治ってしまった、と打ち明けてくれた。
 このような好ましい効果が何年にもわたって続いた。最初はやっとの思いで博士の診察室まで歩いて来たドン・フェルトンは、70代半ばの今でも、きわめて健康で活動的だ。「このプログラムを始めたとき、私は元気がありませんでした。でもこの食事法を長年続けてきたので、今では具合が悪かったときのことなどもう考えたりしません」と言っている。
 彼の妻マッキーは今でも彼にグレイビーソースを作ってあげるが、ファットフリー(脂肪を含まない)スープで作っている。ドンはこれをマッシュポテトにかけるのだ。ドンは今でもまだ毎年鹿狩りに行くが、昔と違うことがいくつかある。一つはヘルシーな朝食がなくて不自由しなくてすむように、オートミールをこの旅に持っていくことだ。それから、もう鹿の肉は食べない。

 エミール・アフガードは、かつてニトログリセリン(狭心症の薬)なしには暮らせず、座った状態でなければ眠れなかったが、正しい食べ方をするようになってから、コレステロール値が下がり始めると、状況はすぐに改善していった。
 電話会社で技術者として働いていたが、健康上の理由から退職を余儀なくされた。しかし、このプログラムに参加して6か月後、彼は博士の診察室にやって来て、目に涙を浮かべてこう言った。「もしこのようによくなり続けていったら、仕事に復帰しなければならないでしょう」
 娘の結婚式までもたないかもしれないと彼の妻が懸念していたにもかかわらず、結局は娘と一緒にバージンロードを歩くことができたのだ。エミールがこのプログラムに参加して11年後に撮った血管造影図は、彼が病気をある程度回復させたことを裏付けていた。

 この研究に参加する前に二人ともバイパス手術を受けていたドンとエミールは、この手術のマイナス面について、重要な教訓を教えてくれている。すなわち、「詰まった動脈のバイパスのために用いられる血管は、長くはもたない」ということだ。最終的には、これらの血管は傷つき、修復のために形成された傷痕のために結局は塞がれてしまうのである。
 ドンの場合、閉塞した冠動脈のバイパスとして静脈が使われた。これは20年──たいていの静脈のバイパスの場合の二倍も長く──もったが、最終的にはとり換えなければならなかった。
 エミールの場合はバイパスのために動脈が用いられ、これは完全に30年もったが、最後には突然詰まってしまい、軽い心臓発作を起こし、バイパス手術が再度必要になった。
 だが、この二人の男性はいずれも、「食事プログラム」を忠実に従っていたため、自分の冠動脈の病気を回復させることができ、そのおかげで必要な手術にも安全に耐えられたのである。今日二人とも健康で狭心症はなく、活動の制約は何もない。
 自分の家族の男性たち全員が、思い出せないほどずっと昔に若くして亡くなってしまった会社役員のジュリー・マーフィーは今、80代半ばだ。このプログラムに参加していた14年の間、彼は総コレステロール値を120 mg/dl以下に保っていた。かつて心臓医から「心臓発作がいつ起きても不思議ではない」と言われたこの患者は、78歳までジョギングをしていた。今日、彼は少しばかり関節炎になり始めている。これはほかの男性の家族たちは誰も経験しなかったものだが、誰一人としてこの年になるまで長く生きた者はいなかったのだから無理もない。

 医師から「自宅へ帰ってロッキングチェアを探し、それに座って死ぬのを待つように」と言われたエブリン・オズウィックは、今日70代後半である。初めは博士の「栄養摂取プログラム」に懐疑的だったものの、ひとたび実践する決意をすると、元の食事に戻ることは決してなかった。
 その結果、彼女の心臓病は治っている。エブリンは初めて診察を受ける医師に「心臓病はない」と伝えている。「この病気の進行を止める方法について、これほど信頼できる情報があるんですもの、今日心臓発作を起こすような人は、誰でも本当に愚かだわ」と、彼女は自信を持って断言している。

 このプログラムに参加したとき非常に苦労したジム・トゥルーソーも、このプログラムを止めずに続けた。彼の妻スーは「今でも彼は果物や野菜が大好きというタイプではない」と言う。しかし、彼は自分の命を救うには、食習慣を変えるしかないとわかっていた。彼はこの食事プログラムに従って生きることや、ヘルシーな食べ物をエンジョイするための味つけ法などについて少しずつ学んだのである。
 博士が患者たちに関する12年のフォローアップ調査報告を書いた直後、ジムはクリーブランドからトロントまで往復およそ225マイル(360km)のサイクリングという、チャリティーイベントに参加した。
 ところが、長距離サイクリングという激しい運動を続けた彼は、その最中に心臓が停止してしまったのだ。ただしこれは、心臓発作ではなく、運動でアドレナリンを消費できなくなり、そのために不整脈を引き起こし、ジムの心臓は鼓動するのを止めてしまったのである。
 ジムは蘇生され、血管造影図を撮ったところ、活動的なライフスタイルを続けていくには、3回目のバイパス手術が必要だとわかった。
 今日60代のジムは、最終的には教育長になったあと、教育機関から退職しているが、ほとんどじっとしていない。毎日海岸を8〜10マイル(14.4〜16km)自転車で走っている。またカヤックに乗ったり、地元の植物園で講義をしたり、スーと一緒に旅行したりしている。
 そして今日まで、コレステロール値を121mg/dlに保っている。彼は、「コレステロール値を305mg/dl以下に下げることなど決してできない」という方にステーキディナーを賭けた医師に勝ったのだ。しかし、彼はまだステーキをおごってもらってはいない。なぜなら、もうステーキは食べないからである。

 ジャック・ロビンソンもまた、担当の心臓病医と賭けをしていた。バイパス手術を拒否して2年後、彼は博士の「栄養摂取プログラム」を開始した。アクロン(オハイオ州にある都市)の病院の彼の担当医は、ジャックのした選択を心から心配していた。
 そこでこの医師は、「もう一度血管造影検査を受け、もし、病気がさらに進行していた場合には、バイパス手術を受けてはどうか」と提案した。だが、血管造影図は病気の進行を示してはいなかったのである。それどころか、その画像は、ジャックの病気が回復していることを示していた。
 やがてジャックはオハイオ州ピクアへ引越し、新しい心臓病医に見てもらうことになった。ジャックの以前の医師同様、新しい医師もまた、彼の「栄養摂取プログラム」に基づくやり方には懐疑的だった。
 そのため1998年、ジャックはしぶしぶ血管造影検査をすることに同意した。この検査から、ジャックの病状はさらに改善されてきていることが明らかになった。ところがジャックが愕然としたことに、この心臓医は、見違えるほどよくなったのは、自分が行った投薬計画のおかげだと自慢し始めたのである。

 これらの人たち全員に起こったことは、非常に単純なことだ。すなわち冠動脈を通して心筋に与えられる血液供給が改善されたのである。患者の大半は、動脈そのものが測定できるほどにまで広くなっていた。
 コレステロール値が大幅に低下していたため、動脈の内膜を構成する内皮細胞の一酸化窒素製造能力が高まり、その結果、動脈そのもの、しかも病変していた動脈さえも拡張した。
 改善されるのはこれだけではない。血中コレステロール値が下がれば、赤血球を覆っている細胞膜の厚さを減らすため、その浸透性が高まる。その結果、赤血球は肺を通過するときに酸素をずっと楽にとり込め、心臓の筋肉の間を循環するとき、酵素をもっと効率よく放出できるようになるのだ。
 博士の患者たちは、血管細胞を傷つけるような食べ物を摂らない「プラントベースの食事」で、ついには内皮細胞全体に強さと完全性をとり戻した。
 これらの患者たちのプラークはしっかりと蓋がされていたので、破れなかったか、あるいは心臓病を特徴づける血液凝固のカスケード現象を開始することができなかった(口絵14参照)。彼らは、もはや心臓発作を起こさない体になったのだ。

 ところで、この研究の最初のメンバーの3人は、この研究の終了後に亡くなっているが、いずれも直接の死因は心臓病ではない。
 一人は肺線維症で亡くなり、二人目はこのプログラムのおよそ13年後、激しく吐いて衰弱し、大量の出血のさなかに亡くなった。病理解剖は行われなかった。心臓発作とは無関係の嘔吐と出血だったため、彼はマロリー・ワイス症候群(嘔吐によって腹腔内圧および食道内圧が上昇し、その結果、食道と胃のつなぎ目の粘膜が切れて出血する病気)で亡くなったのではないかと思われる。この病気では、酸や嘔吐のために胃動脈が徐々に侵食され、嘔吐出血する。
 三人目は元トラックの運転手で、ひどいうつ状態に陥っていた。亡くなった当時、彼は心臓病の回復に役立つヘルシーな食事ができない施設に住んでいたため、徐々に健康が悪化していったのである。

 1998年、博士は最初の12〜15か月の間に自身の研究から離れ、彼らを担当する心臓病専門医のところへ戻って研究前の食事を再開した6人の患者たちの経過を調べてみた。彼らは一人残らず、心臓病が悪化していた。博士の研究から離れて以来、全員が次のような痛手を被っていた。

  • 4例の狭心症の悪化
  • 2例の心室頻拍の発作(潜在性の致死性不整脈、すなわち鼓動が非常に早くなり、心臓がドキドキする)
  • 4例のバイパス手術
  • 1例の血管形成術による処置
  • 1例のうっ血性心不全
  • 1例の不整脈の合併症による死亡

 博士の研究に参加した人々とは何と対照的だろう。博士のプログラムに従順に従っていた患者たちは、コレステロール値を安全な範囲に保つようにしてからは、12年にわたる研究の間、冠動脈疾患が悪化した人は一人もいなかったのである。これらの患者たちは、研究に参加するようになるまでの何年かの間に、全体で少なくとも49の心血管系のトラブルがあったことを忘れてはならない。

 ところで博士のプラグラムに従順に従わなかったために、この研究の最初の12年間に新たな心疾患が生じてしまった症例が一つだけあった。それはこのプログラムを始めて6年になる一人の男性で、18か月にわたって仕事が非常に忙しく、この間昔の食習慣に戻ったために、症状が出なくなっていた狭心症が再発し、バイパス手術が必要になってしまったのである。
 それと、もう一つのバイパス手術の例があったが、博士はこれを真の心疾患として数えていない。この患者は、博士の研究に参加して2年後にクリーブランド周辺から離れ、連絡が途絶えてしまっていた。しかし彼は12年後の今日でさえもこの「栄養摂取プログラム」を続けていたのである。ところが彼は、テニスの上達を妨げている症状から早く解放されるために、自分でバイパス手術を要求したのだった。

 博士の研究に参加した患者たちは全員が、研究は終わったにもかかわらず、博士がすすめた「栄養摂取プログラム」とコレステロール低下薬の摂取を自分の裁量で続けている。ほぼ20年間病気から解放されていると考えたとき、これらの患者たちは、自分自身の健康をコントロールしてきたことや、自分の人生を台無しにしていた病気を今では自分で管理していることに誇りを持っている。
 1987年の大晦日から新年にかけての週末、危うく一命をとり留めたアンソニー・イェンの場合、それが事実だとはっきり言える。彼の5本のバイパスのうちの1本は、彼がこの研究に参加する前に、役に立たなくなっていた。しかし、彼はこの病気が悪化しないようにしようと決心したのである。
 彼は最初、食べたものを詳しく日記につけたり、2週間ごとに血液検査を受けたりしなければならなかったため、このプログラムに従うのは非常に大変だと思っていた。ところがこのプログラムを始めてひと月くらいしたある日のこと、アンソニーは体調が格段によくなっていることに突然気づいたのである。
 「風の中を歩いていたんですが、狭心症は起こりませんでした」と彼は言う。彼は妻のジョセアンヌに向かって「我々は闘いに勝ったんだ」と勝ち誇ったように言った。それはこの研究に参加した人なら誰でも認める言葉だろう。

参考文献:コールドウェル・B・エセルスティン・ジュニア医学博士・著/松田麻美子(自然健康・治癒学博士、日本ナチュラル・ハイジーン普及協会会長)・翻訳・日本語版監修『血管をよみがえらせる食事』2020年12月、ユサブル

 

 

プラントリシャンへの道

 「マクガバン報告」以降、アメリカは医療と食習慣の大変革中で「手術よりも正しい食事」という考え方が爆発的に広まっています。プラントリシャンとは、プラントベース・ホールフードの栄養を熟知し、活かしている医師のことです(Plant=植物、Nutrition=栄養、Physician=医師)。
 
 ザ・プラントリシャン・プロジェクト(米国認定非営利団体)から、2023 年「プラントリシャンJAPAN」が日本に発足いたしました。プラントリシャンとして、ともに真の医療の最前線を歩んでくださる、手術や薬に依存しない、志あるお医者様を大歓迎いたします。

 

プラーナライフスタイル革命

 プラントリシャンは、基本的に医師以外は介入不能です。大前提として最も重要なことは、病院に罹る前の予防であり、大切なのは毎日の「生活習慣・ライフスタイル」であります。つまり、いかに「ナチュハイ・ライフ」を生活の基準とされるかこそが重要であると考えております。

 わたくしは医師ではありません。正直、医療(対症療法)に関わっている場合じゃないと思っています。自然健康法である「ナチュラル・ハイジーン」は全くを以て難しいことではなく、ご自身が、ただ自然(じねん)として生きることで病は防げるものなのです。一般的に処方される西洋医学の薬は一切不要、むしろそれこそが病を長引かせる根幹でもあります。

 わたくしはヨーガ療法士として多くの方々と向き合うなか……彼らは往々にして心に何かをかかえておられ、それらを浄化しながら食の見直しを併行しております。ヨーガやアーユルヴェーダをはじめとする古代聖典にも食物鞘と理智鞘をはじめすべての鞘との関係性およびサットヴァ的な食事の重要性が数多く記されています。サットヴァ的な食事やあり方とは、まさしく「ナチュラル・ハイジーン」そのものであり、これが人の意識・霊性進化にいかに役立つかは論を俟たないのです。

 師・松田麻美子を失った今(師との別れ)、2023年師走に、「医療や薬に頼らない生き方」を伝えるべく、愛と慈悲をもって、クリシュナムルティのように……静かに「ひとり」歩みはじめる決意をあらたにした所存でございます。これはほんとうに菩薩として生きる決意です。

 

 

 

 

 

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