音楽療法の歴史
音楽療法は長い歴史を持つ治療方法であり、さまざまな文化や時代で発展してきた。古代ギリシャやエジプト、中国、インドの文化においても、音楽を用いた治療や癒しの方法が行われた。近代になると、第一次世界大戦中に軍の病院で音楽療法が導入されるなどそれ以降、音楽療法の研究と実践が広まっている。
紀元前
古代文明における音楽の役割
・紀元前3500年頃
古代エジプトでは、音楽が宗教的な儀式や治療の手段として用いられた。
・紀元前1000年頃
古代中国においても音楽は医療目的に使われており、五音調律や音楽の療法的な効果が研究されていた。
中世~ルネサンス期
キリスト教の影響と音楽理論の発展
・6世紀
聖職者たちが聖歌を用いて治療に従事していた時代。
・10世紀~13世紀
ベネディクト会修道士であるグイド・ダレッツォが音楽の音程を表す音名を発明し、音楽理論の基礎を築いた。
・16世紀
ルネサンス期になると、音楽が人間の感情や精神に対してより深い影響を与えるとの理念が広まった。
18世紀
音楽療法の発展と認知
・18世紀
フランスの医師、ジュリアン・オフレ(Julien Offray de La Mettrie)が音楽を心身の健康に有効な治療法として提唱した。
19世紀
音楽療法の理論化と確立
・19世紀初頭
ベンジャミン・ラッシュ(Benjamin Rush)が音楽の心理学的影響を研究し、音楽が感情と精神に与える効果を探求した。
・1844年
サミュエル・マシューン(Samuel Mathews)が「音楽療法」という用語を初めて使用し、音楽の力を治療に応用する考えを提唱した。
20世紀
音楽療法の専門化と実践
・第一次世界大戦
軍の病院で音楽療法が実践され、兵士の回復と戦争神経症の治療に用いられた。
・第二次世界大戦
ロシアのレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)がナチスによって包囲された際、指揮者のカール・エリアスベルクがレニングラード放送交響楽団を組織し、演奏を続けることで市民の士気を高め、心の支えとなった。これは音楽の力が困難な状況下でも心の健康に寄与した例として挙げられる。
・20世紀初頭
エヴァ・V・コルネイ(Eva Vescelius Cornei)が音楽療法を職業として確立し、最初の音楽療法学校を創設した。
・20世紀中盤
音楽療法は精神医療や障害者のリハビリテーションなどで広く用いられるようになった。
・20世紀後半
音楽療法は心理療法としての立場を強化し、専門的なトレーニングが行われるようになった。
21世紀
音楽療法の多様な応用
・現代
音楽療法はさまざまな分野で応用されており、心身の健康への影響を科学的に研究する研究が進行中。癒しの分野や認知症ケア、自己成長、リラクゼーションなどで利用されている。
──以上が、音楽療法の主な節目と歴史的な発展。音楽療法は歴史的背景によって多様な形態を持ちながら、現代でも有益な治療法として広く受け入れられている。心理的・生理的な効果を持ち、ストレスの緩和、リラックス、気分の改善、心身のバランスを整えるなど、健康に寄与する効果があるとされている。
現代の音楽療法研究者
多くの研究者が音楽の健康への影響について研究を行っている。
20世紀初頭
・フレデリック・T・サーバ(Frederick T. “Fritz” Serbin)
アメリカの心理学者であり、音楽療法におけるリーダーシップや研究に多くの貢献がある。サーバは、音楽療法として知られる音楽の治療的な応用を推進した研究者の一人。彼は音楽療法の専門家であり、特に自閉症スペクトラム障害(ASD)の子供たちに音楽療法を適用することで知られている。
サーバは、独自の音楽療法プログラム「音楽と心の会話(Music and the Inner Self)」を開発した。このプログラムでは、音楽を通じて感情の表現やコミュニケーションの向上を図ることを目指している。彼の研究によれば、音楽療法はASDの子供たちの社会的スキルや言語能力、感情表現などに良い影響を与える可能性があるとされている。
20世紀中頃
・ハンス・ジェニー(Hans Jenny):1904.8.16 – 1972.6.23
ハンス・ジェニーはスイスの医師であり、音楽療法や音の振動に関する研究、サイマティクスの創始者として知られている。彼の代表的な研究成果は、「音の振動の影響による視覚的なパターン」に関するもの。
ジェニーは、物質表面に砂を撒いて、振動板を使用して音を当てる実験を行った。すると、砂が特定の規則的なパターンを形成することがわかった。これらのパターンは、音の周波数や振動の強さによって異なる。
このように砂や水などの媒質によって物体の固有振動や音を可視化することを『サイマティクス』と言う。ジェニーは、音による波動現象を、「無秩序なカオスではなく、動的で秩序だったパターンによるもの」だと結論付け、音楽や音の振動が物質に与える影響に関する洞察を提供した。これは、音楽療法や音楽の健康への影響についての理解に役立っている。
・ドクター・オリバー・サックス (Dr. Oliver Sacks):1933.7.9 – 2015.8.30
イギリス生まれの著名な神経学者、作家。音楽の脳への影響について研究した。特に、彼の著書「音楽の脳 – 脳の音楽」(Musicophilia: Tales of Music and the Brain)は、音楽と脳の関係についての重要な研究成果をまとめたもの。この本では、音楽が脳に及ぼす様々な影響について、興味深い事例が紹介されている。
彼の研究によれば、音楽は脳の機能や感情に大きな影響を与えることがわかっている。例えば、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の患者において、音楽療法が認知機能や運動機能の改善に寄与することが示されている。
・ドナルド・A・ホッジス(Donald A. Hodges):1934 – 不明
アメリカの音楽教育者であり、音楽の神経学的影響に関する研究を行っていた。ホッジスは、音楽教育者、心理学者、そして音楽における健康に関する研究者として知られている。以下、彼の健康に寄与する音楽に関する研究の一部。
<音楽のストレス緩和効果>
ホッジスは音楽がストレスを軽減する効果を研究しており、特にリラクゼーションやストレス管理に音楽が有益であることを示している。音楽を聴くことが、心身のリラックスや心理的な安定に寄与することを示す研究がある。
<音楽と心理的な健康>
彼の研究は、音楽が心理的健康に及ぼす影響に焦点を当てている。音楽のリスニングや演奏が、ストレスや不安、うつ症状の軽減に役立つことが示されている。
<音楽療法>
ホッジスは音楽療法の研究も行っており、特に身体的・精神的健康への影響に関心を持っている。音楽療法は、心理的な問題や身体的な障害を持つ人々に対して、音楽を活用した治療的アプローチとして広く認知されている。
<音楽と認知能力>
ホッジスは、音楽が認知能力に与える影響にも興味を持っている。音楽の学習や演奏が、脳の発達や認知機能の向上にプラスの影響を及ぼす可能性を研究している。
・ノーマン・M・ワイス(Norman M. Weinberger):1942.3.6 – 2020.1.7
アメリカの神経科学者で、音楽と記憶に関する研究を行っていた。ワイスは、神経科学者で、カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)の教授として知られている。彼は、音楽の学習や脳の可塑性に関する研究で有名。
ワイスの研究では、音楽が脳の神経回路を変化させ、学習能力や記憶にも影響を与えることを示す結果が得られている。また、彼は音楽の特定の要素が脳への影響にどのような役割を果たすかについても研究を行っていた。
20世紀末~21世紀初頭
・ピーター・ガイ・マナーズ(Peter Guy Manners):1915.5.15 – 2009.8.21
マナーズは、イギリスの音楽療法士であり、特に音楽の振動と健康への関連について研究した。彼は音楽療法を通じて身体のリズムを調整し、健康を改善する効果を追求した。
マナーズは独自の音楽療法「バイオアコースティクス**」を開発した。この療法では、特定の周波数と音の振動を使用して身体の調和を促進し、自然なリズムを回復することを目指している。
**バイオアコースティクス
バイオアコースティクスは、生物学的な音や音響信号を研究する学問分野。主に動物が発する音、または動物の行動に関連した音響的な情報を収集し、解析することで、生物学的な理解や生態学的な研究を行うことができる。
──以上、これらの研究者は、音楽が健康に与える様々な効果について理解を深めるために重要な役割を果たしている。
すべては音と磁気
ここからが本題。エネルギー、周波数、振動の観点から考えるとき、あなたは世界を全く新しい方法で見て、心を開く。ニコラ・テスラは100年以上前に答えを持っていた。彼はエネルギー、周波数、振動が私たちの生活にどのように影響するかを理解していた。果たして宇宙を支配する普遍的な法則とは何か。
ニコラ・テスラはセルビア系アメリカ人の発明家、電気技師、機械エンジニア、物理学者、未来学者であり、現代の交流(AC)電力供給システムの設計への貢献で最もよく知られている。彼はエネルギー、周波数、振動の達人であった。彼はすべてがエネルギーであり、このエネルギーを活用することで、私たちが望むものを作ることができることを理解していた。テスラは、私たちの生活に何かを惹きつけたいなら、その周波数を一致させる必要があることを知っていた。
例えば、あなたの人生に愛を引き寄せたいなら、あなたは愛の考えや感情に焦点を当てる必要がある。これを行うと、あなたは波動を高め、自身の生活により多くの愛を引き寄せ始めるでしょう。テスラは、エネルギーが化石燃料以外のエネルギー源から活用できることを発見し、このエネルギーを使用して家庭や企業に電力を供給する方法を開発した。ニコラ・テスラの発明は世界を変え、エネルギー、周波数、振動に関する彼の洞察は、今日の人類の生活を形づくり続けている。
ニコラ・テスラ|Nikola Tesla
宇宙の秘密を知りたければ、エネルギー、周波数、波動(振動)の観点から考えることだ。
If you want to find the secrets of the universe, think in terms of energy, frequency and vibration.
すべては波動(振動)である。
Everything is a vibration.
科学が非物理的な現象を研究し始めたその日から、科学は10年で、それまでの数世紀を超える進歩を遂げるであろう。
The day science begins to study non-physical phenomena, it will make more progress in one decade than in all the previous centuries of its existence.
環境から受け取ったもの以外の物質にはエネルギーはない。
There is no energy in matter other than that received from the environment.
エネルギー、周波数、波動(振動)の違い
・エネルギーはすべてのものを流れる生命力。それは私たちの力の源であり、私たちが望むものを創造する鍵。
・周波数は、エネルギーが振動する速度。これはヘルツ(Hz)で測定できる。
・波動(振動)はエネルギーの振幅または強度。振動が高ければ高いほど、エネルギーはより強力になる。
宇宙のすべてはエネルギーで構成されており、異なる周波数で振動する。ヒトが放出するエネルギーも特定の周波数で振動する。私たちの考えや感情はエネルギーであり、特定の周波数で振動する。何かに考えを集中させると、特定の周波数の信号を発する。その後、この信号は宇宙に送られ、同じ周波数で振動するエネルギーを引き寄せ始める。
流れの状態:エネルギー、周波数、波動(振動)が自分の暮らしにどのように影響するかを理解すると、あなたは流れの中で生き始めることができる。流れは宇宙と一直線に並んでいる状態。あなたが流れに身を任せているとき、周りのエネルギーと調和し、すべてが所定の位置に落ち始める。あなたは望むものを引き寄せ、生きることが楽しくなる。
あなたが望むものを引き寄せる鍵は、フローの状態で生きること。これは、宇宙エネルギーとの整合性を意味する。あなたが流れに身を任せているとき、あなたは宇宙の自然なリズムと調和している──喜び、創造的であり、つながりを感じる。あなたは、苦労することなく、楽に必要なものを引き寄せる。
デビッド・R・ホーキンス(David R. Hawkins, M.D., Ph.D.)
デビッド・Rホーキンス医学博士は、著書「Power vs. Force(パワーか、フォースか)」において、エネルギー、周波数、波動(振動)について深く論説しており、0から1000の範囲の人間の意識のスケールがあると説明している。
宇宙はエネルギーだ。振動するエネルギー。すべてのエネルギーは振動している。すべての物質は、私たちがそれを見たり触れたりできるように十分に減速したエネルギーである。
The universe is energy. Vibrational energy. All energy vibrates. All matter is energy that has slowed down enough so that we can see it and touch it.
引き寄せの法則は新しい現象ではなく、何世紀にもわたって存在していた。イエスの『求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出だされん。門を叩け、さらば開かれん/求めよ。そうすれば、与えられる。捜せよ。そうすれば、見つかる。門をたたけよ。そうすれば、開かれる(マタイによる福音書7章7節)』。という言葉は、最初に聖書で文書化された。
The Law of Attraction is not a new phenomenon, the law has been around for centuries. It was first documented in the Bible when Jesus said, ‘Ask and it will be given to you; seek and you will find; knock and the door will be opened to you (Matthew 7:7)’.
思考と感情は異なる周波数で振動し、周波数が高いほど強力になる
Thoughts and emotions vibrate at different frequencies, and the higher the frequency, the more powerful they are.
たとえば、愛は500の周波数で振動し、怒りは150の周波数で振動する。より高い周波数で振動する思考や感情に焦点を当てるとき、私たちは振動を上げ、より多くの同じものを自分の人生に引き寄せる。
自由の瞑想:宇宙を支配する法則
A Meditation for Freedom: the laws that govern our universe
神との一体性の法則 Divine Oneness
振動の法則 Vibration
通信の法則 Correspondence
引き寄せの法則 Attraction
インスピレーション/インスパイアされた行動の法則 Inspired Action
エネルギーの永久変移の法則 Perpetual Transmutation of Energy
原因と結果の法則 Cause and Effect
補償の法則 Compensation
相対性の法則 Relativity
極性の法則 Polarity
リズムの法則 Rhythm
ジェンダーの法則 Gender
あなたを魂の天命へと導く
奇跡の音楽療法・波動共鳴
1.全倍音の奇跡: 必要な周波数を生命が自動選択する
2.共倍音の奇跡: 乗算式に高まる癒し&浄化&蘇生効果
3.波動療法の奇跡: 全身の細胞が宇宙と共鳴する
私は音を聴くと(音の周波数を感じると)、色が見えます。
そして私も、日本人が生み出した新世界・全倍音サウンドレゾナンスを全世界に届けるべく、年末から旅立つ準備をすすめている。ヨーガとローフード、数冊の愛書とともに……。