世界・社会・宗教・国家
といった言葉は、
その背後に
中身の全くない
只の言葉に過ぎない
空っぽの入れ物だ。
あなた以外に
世界はない
一部の戦争家に対して
戦争に反対、抗議するという行いも
また
戦争の一部だ
あなたは世界だ
そう、
クリシュナムルティはいった。
あなたは
犠牲者ではない
あなたは
この狂った世界の作り手だ
私にも、
この悲惨で狂っている世界の
責任があるということを
あなたが理解しない限り、
変化が起こり得る可能性は無い。
いったい誰が
変えるというのか?
誰もが、
自分以外の誰かに
責任があると思っている
この世の中の「狂気」に対して
自分はどれだけのことを
省みることができているのだろうか。
世界に居るがいい、
如何にそれが困難であっても
というのも1歩踏み出す毎に、
自分が
どのような種類のマインドを
内側に抱えているのかを
思い出させてくれるのは、
世界に居てこそだからだ
「あなたは世界だ」
クリシュナは
「みんな」にそういった。
そう、
一人一人が
それぞれの「世界」なのだ。
誰か一人の世界ではない。
あなたは世界だ
世界は
ひとつの名称にすぎない
リアリティは個人だ。
もし世界を変えたかったら、
世界を変えることから
始めてはいけない
それは今日まで
人類が従ってきた、
間違ったやり方だ
社会を変えよう、
経済構造を変えよう、
これを変えよう、
あれを変えよう、
だが
個人を変えてはいけない
だからこそ、
全ての革命が失敗した。
成功し得る革命は
ひとつしかないが、
それは今日まで
試みられてこなかった
そして、
それは個人の革命だ。
あなたがあなた自身をかえる
Osho – Sermons In Stones